2009年8月アーカイブ

★★★★★:よくわかるげんだいすうがく
 
古代から現代まで、数学という学問が扱ってきた対象の変遷と、それぞれの時代の難問を数学者達がどう突破してきたのかを、とても平易に解説してくれる本。
この本で何度も出てくるキーワードとして「『モノ』から『コト』へ」というのがあって、最初は意味が分からなかったのですが、読んでるうちにああなるほどと思いました。現代数学以前は対象となるモノをモデル化するのが主な興味であったのに対して、対象となるモノが、そのモノであるというのはどういうコトなの?という一種のメタ的視点を持つのが現代数学ってことなんですね。・・・ってこれ合ってんのかな。全然自信無いです。
この本が扱ってる話題は、代数、幾何学、解析学、無限と集合論、また幾何学に戻ってトポロジー、一転して論理学とゲーデルの不完全性定理までと非常に幅広いのですが、どの章も数学に縁の浅い人でも解るよう易しく、かつきちんとエッセンスを押さえた書き方をされています。数学者達の奮闘や対決なんかのエピソードも織り交ぜてあって、読んでて楽しくなってきます。
「ゲーデルの不完全性定理」とか「対角論法」とか「連続体仮説」とか、よく聞く割にはちゃんと理解してなかった言葉の意味も、大体どんな感じなのかは分かったというのも良かったです。決して「理解した」とは言いませんが。
しかし悲しいことに、この辺の抽象度の高い数学の話って、少し経つとすぐに忘れちゃうんですよねぇ・・・。この本は手元に置いておいて、忘れた頃にまた読み直したいです。

★★★★☆:へいわっていいね

シリーズ初の短編集。各巻の間の日常風景や、黒絵さんが夜知家に来た時の昔話などなど。どうでもいいけど、このシリーズの表紙はパンツ見えてないといけないという決まりでもあるのかと。(笑)
今回は、血なまぐさい敵キャラの類は登場しないので、どの話も平和そのもので安心して読めますね。フィアさんは相変わらず可愛いなぁ〜。錐霞さんのネコミミ化は安直過ぎてアレな感じですが、むしろその後でごろごろ転がってる錐霞さんはかなり好き。この巻の中で一番の萌えどころと言えましょう。
とりあえずこれで、過去編&サブキャラのフォローはひととおり終わったのかな。平和なのは良いのですが、それはそれでやっぱり物足りないので、次巻が楽しみです。ピーヴィーさん出てこないかなー。無理かなやっぱ・・・。

★★★★☆:ややてんしょんだうん

生徒会の面々が、延々と生徒会室で駄弁るだけのお話。
・・・としか、言いようがないんですが。(笑) ある意味ソリッドシチュエーション。やーしかし、こんな変なコンセプトの本が、6巻までくるとはー。初めて読んだときは、表紙とタイトルからは想像もつかなかったテンションの高さに驚かされたものです。あと、挿絵に描かれてる女の子達がサッパリ見分けつかなくて、挿絵ページにくるたびにキャラ紹介ページとの間を何度も往復して悩んだのを覚えてます。(笑) 今はさすがにそんなことも無くなりましたけども。
んで、まぁ6巻なわけですが、今回は、そんなに笑えるというほどではなかったかなーと。いや面白いのは面白いんですけどね。ノリに慣れてきちゃったのかもしれません。でも5巻とかは、電車の中で声上げて笑うのを必死で抑えつつ読んだんですけどね。(←アヤシイ) カバーにも書いてありますが、さすがにそろそろネタが尽きてきたんじゃないかと。
ところでこれ10月からアニメ化だそうです。どうなんでしょうね、台詞メインのラノベなので、状況描写の多いものに比べればアニメ化しやすい気もしますが、うまくギャグの間がとれないと、とてもしょんぼりな出来になってしまいそうです。ちなみに漫画版の方は個人的にイマイチでした。アニメも正直あまり期待してませんが、早く見てみたい気もします。うまくアニメ化されますように・・・。

色々

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第二種電気工事士、実技試験落ちました。
ぬあー。割と余裕だと思ってたんですが、試験終盤になって緊張のためトイレに行きたくなってタイムロス。結局、完成できませんでした。なんてこったー。あと二分あれば完成できたのになぁ。最初から、もっとペース飛ばせば良かったです。
来年は学科無しの実技のみで受験できるはずですが、来年まで試験のコツとか覚えてられるかどうか・・・多分無理ですね僕忘れっぽいし。

実物大ガンダム見に行ってきました。
いやー、すげかった。デカかった。カッコ良かった。結構、細かい部品まできちんと作られてるんですね。見てて気持ち良いのは、ちゃんと細かく作られてるからなのかな。ちょっとあの中途半端なポーズは微妙かなとゆ〜気もしましたが。
ところであらためてガンダムの仕様を調べてみると、あの大きさ(全高18.5m)で重量が43.4tとか、えらい軽いのですね。ちなみに現在世界で主に使われている最新の世代の戦車は、おおむね全長が8m弱、重量は50〜60tといったところです。かなりペラペラの鋼板を使わないと、ガンダムは作れません。(笑) ていうかあのサイズで、三分割の変形式コアモジュールに人を乗せて飛ばせるとか絶対無理だ・・・。
というあたりを実感として持てたのが、面白かったかなと。
一緒に行った人(特にガンダムに興味無い)も面白がってました。あの非日常性はなかなかのものですよ。

日食× ペルセウス座流星群×
どっちも天気が・・・。残念無念。
あとペルセウス座流星群極大の前日には土星の環が消えたらしいのですが、こちらも見れませんでした。ていうか望遠鏡欲しい。

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